冬に急増する「ぎっくり腰」冬5シーズン目のFLOWが伝えたい、予防と改善ポイント
ボディコンディショニングサロンFLOWは、皆さまのおかげで今年5シーズン目の冬を迎えます。
この季節になると特に増えてくるのが腰痛、なかでもぎっくり腰のご相談です。
冬は寒さで体を動かす機会が減りやすく、筋力の低下や、関節が硬くなったり、体重増加により腰に負担がかかりやすい状態になります。
「寒くて散歩をやめている」
「ジムに行く回数が減った」
こんなお声をよく耳にします。
実はこの傾向は、真夏の暑すぎる季節にも見られます。
しかし冬だけ腰痛が増える理由、それは筋肉の温度低下にあります。
冬は筋肉が“こわばりやすい季節”
寒さによって筋肉は縮こまり、柔軟性が低下します。
柔軟性が下がると、日常のちょっとした動作でも腰に負担がかかり、痛みやぎっくり腰の引き金となります。
お風呂上がりに体が柔らかく感じるのは、筋肉が温まっているためです。
夏の体は、ちょうどその“お風呂上がり”に近い状態と言えます。
冬は、寒い → 動きたくない → さらに筋肉が固まる → ぎっくり腰リスク高まるという流れが起きやすいのです。
さらにFLOWでの施術経験からも、
「前屈が硬い方ほどぎっくり腰が起きやすい」 という傾向がはっきりと見られます。
前屈が硬い方は要注意
前屈が苦手な方には、主に次の2タイプがあります。

1.背骨(主に腰椎)が硬いタイプ
・腰が反ったままで丸められない
・胸ともも前の距離が遠い
・背骨が丸まらないのでバランスを取るためにお尻が後ろに引ける
・股関節だけで無理に前屈しようとする
特徴:上半身が“折れない”タイプ
2.股関節(主にもも裏)が硬いタイプ
・背中は比較的丸くできる
・もも裏の張りが強く、膝が曲がりやすい
・股関節の曲がりが足りず前屈が浅くなる
・骨盤が前に倒れない
特徴:下半身の硬さが“ブレーキになる”タイプ
どちらのタイプでも冬は腰痛、ぎっくり腰のリスクが上がるため、とくに注意が必要です。
毎日1分だけ!冬の腰を守るおすすめストレッチ
FLOWが特におすすめしているのが、
「ジャックナイフストレッチ」 です。
最初は難しく感じる方も多いですが、続けるほど前屈が楽になり、腰への負担も減っていきます。
「体が硬くてストレッチは苦手…」という方や、もっと積極的に腰痛予防したい方のために、今回は2つの実践バージョンをご紹介しています。
椅子で行う!やさしめバージョン
・負荷が軽いので、仕事の合間にも可能
・前屈が苦手な方でも始めやすい
可動域拡大!チャレンジバージョン
・もっとしっかり柔軟性を上げたい方に
・スポーツ障害予防にも最適
ストレッチの効果を高めるコツ
・お風呂上がりなど筋肉が温まっているときに行う
・ゆっくり長く息を吐くと筋肉がゆるみやすい
ご紹介した動画の呼吸にも注目してみてください。
まずは1日1分からで大丈夫です。
続けるほど変化が出てきます。
FLOWに通われているお客様でも、前屈が大の苦手だった方がストレッチを続けることで腰痛・坐骨神経痛が大幅に改善した例が多数あります。


FLOWの施術は「原因を見極める」ことから
ぎっくり腰は“突然のケガ”に見えますが、実際には、お仕事の疲労、加齢による体の硬さ、体の冷え、などが引き金となることが多いです。
毎年のように腰痛、ぎっくり腰でお困りの方、一度FLOWの【機能改善ボディケア】の施術を受けてみてはいかがでしょうか。
腰が痛くても、原因が腰ではないケースは非常に多く、
・股関節や胸椎の可動域
・体幹の筋力
・日常の姿勢、癖
などを丁寧にチェックすることで、正しい予防ができます。
痛みが出る前に体を整えることで、腰痛、ぎっくり腰の予防は十分可能です。
FLOWは、この冬も皆さまの健康を全力でサポートしています。
寒い季節を安心して快適に過ごすために、ぜひお身体のケアを始めてみてください。
【投稿者】
ボディコンディショニングサロンFLOW 代表 冨崎 裕一
ファジアーノ岡山で長年チーフトレーナーとして選手をサポート
資格:はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師・JSPOアスレティックトレーナー・アニマルフロー
