アニマルフローL2インストラクター養成ワークショップを受講しました
アニマルフローインストラクターL2(レベル2)養成ワークショップを受講してきました。
昨年アニマルフローインストラクターL1(レベル1)に合格し、今年はL2取得を目標の1つに掲げています。
過去のブログでも紹介しておりますが、アニマルフローは世界50カ国以上で人気の器具なしで楽しめる自重エクササイズです。
L2インストラクターは日本に約100人しかいません。L1に比べかなり狭き門となっています。
そんな中 2024年5月末日、東京にてL2養成のワークショップを受講してきましたので、今回はその様子をお届けします。
アグレッシブで流動的な動きが多いL2
ワークショップ1日目
L2養成ワークショップには、全国各地からL1インストラクターが集まります。
初日はお互いの自己紹介に続いて、まずはL1で学んだ種目の復習をして、ミスを起こしやすいポイントについて再度指導していただきました。
そしてインストラクターL2取得へ最大の難関は、タッグバランスと呼ばれる股関節を屈曲した倒立を完成させる事です。
ワークショップ初日にタックバランスに必要な関節可動域、筋力、練習方法、など詳しく学び実践していきます。
慣れない動きに腕はパンパンに疲労しました。
タックバランス完成には柔軟な脊柱(とくに胸椎・腰椎)や、肩甲骨周囲筋により、手で体を真っ直ぐ保つ能力が必要で、猫背姿勢ではかなり困難な種目になります。
そのため、携帯やパソコンにより丸まった背骨を人間本来の位置に戻すエクササイズとして、とても有効と思われます。
ワークショップ2日目
2日目はセルフウォーミングアップで体をほぐすところからスタートしました。
前日のタッグバランス練習でガチガチになった、鉛のように重い体をほぐしていきます。
L2で新たに学ぶ種目には回旋系やジャンプ系が多く、とてもアグレッシブでL1の種目とはまた違った楽しさがあります。
L1ではきっちり体を固めて行う種目が多く、種目間の繋ぎ目が途切れがちになるものが多いのに比べ、L2では流動的な種目が多く、流れるように種目間をつないでいくことが出来ます。
エネルギーの流れを止めないように繋いでいく動きは、L2の大きな特徴です。
アニマルフローはたくさんの種目を自由に組み合わせて“flow”と呼ばれる一連の動きを作り楽しむことが出来るエクササイズですが、L2では呼吸を使って“flow”に緩急のメリハリをつけることも新たに指導を受けたポイントです。
例えば、長くゆっくりした呼吸を使ったスローな動きと、短く強い呼吸を使ったクイックな動きを自由に組み合わせることで“flow”を繰り出す人の個性的な動きを演出することが出来ます。
一定のルールに従いながら、各自が自由な発想で種目間を繋いでいくことができるため飽きることがないところもアニマルフローの魅力の1つです。
ワークショップ2日目はレベル1より難易度の高い種目を学び、練習を繰り返しました。
またグループワークにて各グループで“オリジナルflow”の作成へととりかかり発表しました。
最後は筋肉疲労で体はボロボロになりましたが、丁寧なご指導をしていただいたお陰でとても充実して楽しい濃厚な2日間のワークショップとなりました。
L2インストラクター獲得に向けて
この後は各自練習に励み、課題を提出して合格となればL2インストラクターの認定を受けることが出来ます。
新しい種目を心待ちにしてくださっているお客様もおられますので、しっかり練習して合格を目指していきます。
岡山でアニマルフローがもっともっと浸透し、一人でも多くの人にアニマルフローを体験してもらい、人間が本来持つ体の可能性を皆様に感じてもらいたいと願っております。
【投稿者】
ボディコンディショニングサロンFLOW 代表 冨崎 裕一
ファジアーノ岡山で長年チーフトレーナーとして選手をサポート
資格:はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師・JSPOアスレティックトレーナー・アニマルフローL1認定インストラクター