新中学1年生アニマルフロー初挑戦!レポート
岡山のスポーツを応援しているボディコンディショニングサロンFLOWでは、地元サッカークラブの選手たちに向けて、アニマルフローを中心に体の使い方を指導しています。
今回は、新中学1年生たちが初めてアニマルフローに挑戦した日の様子をレポート。
なぜ中学生からアニマルフローを取り入れることが理にかなっているかをご紹介します。
アニマルフローとは
まずアニマルフローとは、アメリカ発祥のエクササイズで、動物の動きをヒントにした自重で行う全身運動です。
動物のように手を地面について行う動きが多く、体幹筋力・柔軟性・可動性・バランス能力をまんべんなく鍛えられ、しなやかに且つ安定して動ける体作りができるメリットがあります。

初挑戦の新1年生。一方上級生は・・
この日、新中学1年生はアニマルフロー初挑戦。
慣れない四つ這いでの動きや、普段使い慣れない筋肉を使う動きに足をつる選手が続出でした。
でもこれは悪いことではありません。
むしろそれだけ、サッカーだけでは使えていなかった関節や筋肉に刺激が入った証拠です。

一方で指導歴のある中学2・3年生たちは、スムーズでダイナミックな動きへと種目は発展し、体の使い方が中学1年時に比べ明らかに上達しています。
足をつる選手はいません。
さらにサッカースキルアップに繋がっている選手もいます。
スポーツスキルの土台部分となる『しなやかに動ける体』があるからこそ、スポーツスキルアップが実現できます。

成長期だからこそ、大切なトレーニング。
中学生は、骨が急激に伸びる成長スパートの時期です。
しかし、筋肉や腱は骨の成長に追いつけず成長期特有の障害である、オスグッド(膝痛)・シーバー病(かかと痛)・腰椎分離症(腰痛)などの発症リスクが高まります。

アニマルフローは、関節の“可動域”(柔らかさ)を広げるだけでなく、その可動域をしっかりコントロールして使える力“可動性”(動かせる能力)を高めてくれます。
これは中学生にとってまさに理想のトレーニング。
中学生時期は骨格や筋力が急激に発達する大切な時期です。
このタイミングでアニマルフローを取り入れることで怪我予防とスポーツパフォーマンスアップの両方に大きな効果を期待できます。
将来どんな選手へ成長していくか、化けるきっかけは何気ない一言の声がけや、たった1つの動きの感覚を掴むことかもしれません。
そんな可能性を見逃さず寄り添って指導していく。
子ども達の未来や地域スポーツの発展に貢献できるFLOWを築いていきたいです。
【投稿者】
ボディコンディショニングサロンFLOW 代表 冨崎 裕一
ファジアーノ岡山で長年チーフトレーナーとして選手をサポート
資格:はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師・JSPOアスレティックトレーナー・アニマルフロー