1周年イベント 健康チャレンジ実施結果
2月中に実施しました1周年感謝イベントは、まん延防止等重点措置が適用となる中にもかかわらず、たくさんのお客様に足をお運びいただきました。
本当にありがとうございました。
FLOW健康チャレンジでは前屈、後屈、片足バランスの3種目にチャレンジしてもらいました。中でも片足バランスではご自身のバランスの崩れに驚かれる方も多くいらっしゃいました。
片足立ちが出来ないことによるリスク
そもそも片足立ちが出来ないと何に困るのか?
・歩行時にふらついたり、階段が困難になる、転倒リスクが高まる
・片足立ちの姿勢で、ズボンや靴を履くのが困難になる
・スポーツ時にイメージ通りに身体をコントロールできない、競技力低下や怪我リスクが高まる
などといったようなことがあります。
片足バランスチャレンジ内容
・0点 左右どちらの片足でも10秒間立てない
・1点 左右どちらかの片足で10秒間立てる
・2点 左右どちらの片足でも10秒間立てる
・3点 バランスマットの上で、左右どちらの片足でも10秒間立てる
片足バランス結果~世代別~
片足バランスチャレンジの得点を集計した結果、10代〜20代は大半が3点獲得し、バランスマット上でも安定して立つことができました。一方、70代以上は大半が0点となり、片足で立つ能力の著しい低下が見られました。
30代〜40代は約半数が3点を獲得できましたが、バランス能力の低下する人が出現し始めています。50代〜60代では半数が2点以下となりバランス能力の低下が目立ってきました。
高齢になるにつれ、身体の重心が傾いた時に修正できずそのまま倒れていくパターンが多く見られました。重心が固定されて崩れないことよりも、重心が傾いた時に微調整して元の重心位置に修正できるかがポイントとなります。
どうすればバランス能力を改善できるのか?
関節が本来の動きの幅をもち、筋肉が本来の働きを発揮できることが必要になります。
特に重要なのは、脊柱(背骨)、股関節、足部といった身体のセンターラインの繋がりを整えることです。
バランス能力の修正エクササイズを実施した例をご紹介
①脊柱(肩甲骨)の修正(40代女性)
普段から猫背にお悩みで肩と首にひどい凝りを抱えていました。
ベッドにて徹底的にほぐした後に、チューブを用いて簡単に肩甲骨を動かすエクササイズを実施しました。
背筋が伸び、肩甲骨を身体のセンターラインに近づけることができ重心が安定しました。
②足部の修正(50代女性)
ランニングが趣味のお客様です。ランニングではふくらはぎの肉離れを受傷したこともありました。肉離れの原因の1つに足指が開かないことによる足部の硬さがありました。
足指を開くグッズをつけたまま簡単なエクササイズを実施しました。
重心が傾きかけても柔軟に足部を対応させ、足指に力が入ることで安定しました。
③股関節の修正 (60代男性)
普段から膝に痛みを抱えています。膝の負担を軽減するためにも、バランスボールで股関節と骨盤の動きを出すエクササイズを実施しました。
股関節に重心を乗せることができバランスの崩れを修正しやすくなりました。
ストレッチ・体操・筋トレ・ウォーキング・ジョギングなど、様々な方法でバランス能力を改善していくことは可能です。ポイントは動いていない部位に気付き、自らの筋肉で動きを出していくことです。
ご紹介した例では、動かない肩甲骨・股関節・足指を動かすなどに取り組みました。
スポーツにおいても同じことが言えます。偏った動きはパフォーマンスを落とし、怪我にも繋がります。
2年目のFLOWもよろしくお願いいたします
1周年感謝イベントにご参加いただいた皆様へ重ねてお礼申し上げます。
これからもお客様の健康寿命を伸ばし、またスポーツ障害を予防し、スポーツパフォーマンスを最大限引き出すことに全力で取り組んで参ります!!
FLOW2年目も引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。